Quantcast
Channel: 経営者の仕事は本を読むことである
Viewing all articles
Browse latest Browse all 169

野球観戦というリスクの高いエンターテイメント

$
0
0
プロ野球が開幕して2ヶ月ちょっとが経った。
今年はこれまで4回球場で観戦をして、贔屓チームの勝敗は2勝2敗。まあ、こんなものだろうか。
 
私の場合、見に行くときは、だいたい友人と行くか、取引先などといわゆる接待目的(するほうもされるほうも)で行くことが多いので、試合の勝ち負けは大事ではあるが、その場が盛り上がればそれでいいと思っている。
 
ただ、先日、久しぶりに一人で球場に試合を観に行ってきたときのこと。
新幹線に乗って、わざわざその試合を観に行ったのだが、一人での観戦となると、試合自体は大きな目的になってくる。試合の勝ち負けや試合展開が満足度に大きく影響を与えてくるわけである。
 
で、その試合。
正直、打線は完全に湿っていて、点が入る気配がない。試合展開としても相手に先制点、追加点と取られて勝ちそうな気配がない。
たまにいい守備があって、それを見て、来た甲斐があったと思い込もうとしたが、やはり点が入らないと面白くない。
それでも、一人でゆっくりビールなんか飲みながら野球を観ることができる幸せは感じていたし、行って後悔はなかったのだが、野球観戦というか、スポーツ観戦というのは、それ自体を目的に行くと、リスクが高いのだなと実感した次第である。
 
そんなことを思いながら、もう点も入りそうもないと、試合途中で球場を後にしたのだが、球場出てからホームランで同点に追いつくという展開。もう少し球場に残っておけばよかったと少々後悔したが、ホームランが出ずにそのまま負けてたら混雑で帰りが遅くなっていただろうと思うをやむなしか。
さらにはその後、相手のサヨナラホームランで負けということで、まあそういう日なのだろう、と半ば達観した気分で帰路ついた次第である。
 
ということで、一人で野球を観に行ってきた、という話でした。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 169

Trending Articles